健大高崎 常総学院を撃破「“群馬3位から下克上”が合言葉」

[ 2019年10月21日 05:30 ]

9回に同点2ランを放った健大高崎・小沢
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 第72回秋季高校野球関東大会は20日、上毛新聞敷島球場などで1回戦4試合が行われた。高崎健康福祉大高崎(群馬3位)が優勝候補の常総学院(茨城1位)に5―4で逆転勝ちし、8強に進出。西武台(埼玉2位)も青藍泰斗(栃木1位)に9―6で逆転勝ちし、88年以来32年ぶりセンバツ出場当確へあと1勝とした。

 優勝候補の常総学院を逆転で撃破した。2点を追う9回、1年生の3番・小沢が右越えに公式戦2本目となる同点2ラン。さらに橋本侑が決勝スクイズを決めた。投げては1メートル91の右腕・橋本拳が5回から登板し5回無失点の好救援。青柳博文監督は「“群馬3位から下克上”が合言葉。気持ちでカバーしてくれた」と目を細めた。

 <埼玉・西武台>1点を追う5回に5番の山田が逆転の右前2点打。追い込まれ、外角の変化球に泳ぎながらも右手一本で打ち返した。一塁上で派手にガッツポーズして「審判に注意されてしまった」と反省したが「凄くうれしかった」と大喜び。9回にも左前適時打で2安打3打点。32年ぶりのセンバツ当確まであと1勝に迫り「絶対あと1勝したい」と力を込めた。

 

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2019年10月21日のニュース