元ダイエー・佐々木誠監督の鹿児島城西が初甲子園へ前進 九州大会4強進出

[ 2019年10月21日 20:04 ]

秋季高校野球九州大会 準々決勝   鹿児島城西(鹿児島)8―0城北(熊本) ( 2019年10月21日    佐賀県 ブルースタジアム )

<鹿児島城西・城北>先制2ランの長(背番号5)をベンチで迎える佐々木監督
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 元南海、ダイエー、西武、阪神でシュアな打撃と俊足を武器に活躍した佐々木誠監督(54)が率いる鹿児島城西が春夏通して初の甲子園出場に大きく前進した。

 3回に9番の長(おさ・1年)の2ランで先制。その後も効果的に加点し、8安打8得点。初戦の佐賀学園戦でも7得点をあげコールド勝ちと打線が元気だ。指揮官も「打てるチームをつくりたいとやってきた。この2試合はしっかり取れている」と納得の表情だった。投手陣も前野、八方の2年生リレーで完封勝ちと投打が機能した。

 佐々木監督は18年1月に就任した。ただ、思う通りに結果が出なかった。特にこの夏の県大会4回戦の鹿児島玉龍戦は6回まで3点リードしながら、そこから猛反撃を食らい10点を奪われ逆転コールド負け。「なかなか切り替えられなかった」と監督として大きなショックだったという。

 迎えた新チーム。「普段は優しい」と自負する指揮官は変わった。

 「反骨心が眠っていると思った。反骨心、反発心を誘発するようにやってきた。二重人格になりそうなぐらいだった。前の性格を忘れましたね」

 1年生をレギュラーに抜擢するなど、競争心をあおった。外された選手には「結果を残してごらん」とはっぱをかけたという。

 一方で打てるチームをつくろうと、NPB通算で1599安打放った経験を惜しみなく注入した。それぞれの理にかなった打撃フォームを指導。この日先制2ランの長には、巨人の丸佳浩選手がしていた「ツイスト打法」を秋の県予選前に指導した。これがはまり、長は秋の県大会で5割とハイアベレージを残した。

 23日の準決勝は大分商と対戦する。指揮官は「コールド負けしないように、頑張りたい」と気を引き締めた。

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