ソフトB高橋礼、スイスイ零封 7回2死まで無安打「テンポは自分の武器なので」

[ 2019年10月21日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2019第2戦   ソフトバンク6―3巨人 ( 2019年10月20日    ヤフオクD )

力投する高橋礼(撮影・大森 寛明)
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 ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。今季、NPBが試合時間短縮への貢献を表彰する「スピードアップ賞」に選出されたソフトバンク・高橋礼が、テンポのいい投球を見せた。「相手のテンポにも乗った。テンポは自分の武器なので」。セ・リーグの同賞を獲得したメルセデスとの投げ合い。5回裏2死まで互いに一人の走者も許さなかった。

 サブマリンは6回先頭の若林に死球を与え、初出塁を許してもしのいだ。7回2死一塁から岡本に初安打となる左前打を浴びても、阿部を三ゴロに仕留めた。シリーズ初先発で7回1安打無失点。「こういう舞台でアンダースローからこういう球を投げるんだというのを見せられて良かった」と胸を張った。

 6月22日の巨人戦は4回5安打3失点で降板。「小さい頃は東京ドームで巨人戦を見ていた。戦える、先発できることがうれしい」と静かにリベンジを誓った一戦で、交流戦とは異なる武器を駆使した。シーズン後半に自信をつかんだシンカーだ。交流戦では65球中5球しか投じなかったが、この日は初回だけで5球。特に当時2安打を許した3番・丸には6球中4球を投じ、シンカーで空振り三振に斬った。丸には前回10球で1球も見せていなかった。「丸さんはいかに狙い球を外すかが大事」と満足そうに振り返った。

 工藤監督は「ノーヒットノーランをやるんじゃないかと思って見ていた」と話したが、本人はいたって冷静だ。6回の投球練習ではセットポジションにこだわった。「絶対に打たれると思ったので、打たれた後のことを考えていた」。大舞台でも動じず、今季12勝を飾った2年目はシリーズ初勝利を手にした。(川島 毅洋)

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