日本ハム・田中賢介 地元・福岡での天王山連勝忘れない

[ 2019年9月18日 09:47 ]

思い出の2連戦で3安打を放った田中賢
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 【賢介メモリーズ3】今季限りで現役生活に別れを告げる日本ハム・田中賢介内野手(38)がパ・リーグの各球場の思い出を語る「賢介メモリーズ」。第3回は生まれ育った地元で、現在も両親が暮らす福岡県にあるヤフオクドームだ。鮮明に記憶に残っているのは、16年9月に優勝の行方を占うソフトバンクとの首位決戦で連勝を飾った2試合。家族への感謝の思いも語った。

 ナインもファンも強く思った。「優勝できる!」。最大11・5ゲーム差を逆転してリーグ優勝を達成し、日本一まで駆け上がった16年。ヤフオクドームで戦った2試合の興奮を、田中賢も忘れない。

 「やっぱり福岡での一番の思い出は、あの2試合です。チームが優勝に向けて一気に乗った。あの年は全員が各持ち場で役割を果たしていたし、その意味では強かったと思う」

 同年9月21、22日は、まさに天王山と言える戦いだった。首位ソフトバンクを猛追し、ゲーム差なしの2位で迎えた2連戦。負ければ相手に優勝マジックが点灯する初戦は、先発した大谷(現エンゼルス)が8回1失点と好投し、9回の逆転サヨナラのピンチでは中堅の陽岱鋼(ヨウダイカン)(現巨人)が後方の大飛球を背走しながら好捕。2―1で先勝した。第2戦も5―2で快勝してマジックを点灯させた。田中賢も2試合で3安打、2四球と活躍した。

 チームは6日後の同28日に4年ぶりのリーグ優勝を達成。田中賢は同年、二塁のレギュラーで全143試合に出場するなど勝負強い打撃と堅実な守備で貢献した。「2016年は自分のキャリアの中でも素晴らしいシーズンだったと思う」と笑顔で振り返る。

 田中賢にとって地元の福岡にあるヤフオクドームは、県内に住んでいる両親が応援に訪れる特別な球場でもある。20日からは現役最後となる同球場での2連戦が控える。

 「両親も来てくれるので自然と気合が入る球場。お世話になった方々に最後の勇姿を見せたいです」。集大成のシーズンでもあるプロ20年目。恩返しの思いを胸にヤフオクドームの打席へと向かう。 (山田 忠範)

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