阪神、30日中日戦で鳥谷の退団セレモニー実施へ 球団関係者「準備進めている」

[ 2019年9月18日 05:31 ]

阪神・鳥谷
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 阪神が、今季限りで退団する鳥谷敬内野手(38)に対してレギュラーシーズン最終戦でセレモニーを検討していることが17日、わかった。猛虎での最終戦となる可能性がある、30日・中日戦(甲子園)に向け、過去の秘蔵映像や応援グッズなどの準備を進めている。鳥谷は現役続行を希望しており他球団への移籍も視野に入るが、最大限の誠意で送り出す構えだ。

 虎のユニホームで戦う最後の舞台にふさわしい準備は着々と進んでいる。レギュラーシーズンも残り8試合。雨天中止がこれ以上発生せず、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃せば、リーグ最終戦となるのが30日の中日戦だ。鳥谷の現役続行への思いも伝わる中、球団側は最大限の誠意でレジェンドを送り出す考えだ。球団関係者はその一端を明かした。

 「映像の準備を進めるようには言ってあります。準備は進めています」

 入団2年目の05年にリーグ優勝に貢献し、17年に2000安打を達成。2084安打(9月17日現在)は球団記録だ。その輝かしい戦績は猛虎の宝といっていい。練習態度や取り組みは今なお若手の良き手本だ。球団側は鳥谷に引退試合を申し入れているが、先方からの返事はまだない。ただ、最終戦まで日にちもないことから、あらゆる事態を想定して準備に着手した段階だ。別の球団関係者は、検討している退団セレモニーの進捗具合を明かした。

 「今、いろいろ話し合っています。来客を喜ばせる形でのグッズプレゼント、例えば、鳥谷応援ボードを配るというぐらいならできるんじゃないかと話しています」

 その一つの案が来場者に応援グッズを配布するというもの。バックスクリーンのビジョンで過去のメモリアル映像を流すプランもあるという。15年にソフトバンクを退団した松中氏が一つのモデルケースになる。「参考になるのが松中選手のケース。あの時も鳥谷選手と同じく現役続行希望で、球団側はセレモニーを用意できなかった。最後の打席はファンのすごい声援で自然発生的にムードが高まり、試合後に場内を1周した。鳥谷選手もそんなふうになるのでは」と説明を加えた。

 記憶に新しいのが、ことし3月21日に引退したイチロー氏のケースだ。東京ドームでの試合を終えると、異例の場内一周でファンの心を打った。どんな形でファンに別れを告げるのか――。もちろん鳥谷の意向を最大限にくみながら、球団は準備を進めていく。

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