阪神・近本 ミスターに並ぶリーグ新人最多153安打 内野安打で到達に「僕らしい」

[ 2019年9月18日 22:10 ]

セ・リーグ   阪神3―2ヤクルト ( 2019年9月18日    甲子園 )

<神・ヤ>8回2死、一塁内野安打を放つ近本(撮影・成瀬 徹)
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 阪神のドラフト1位ルーキー・近本が、ミスターに並んだ。18日に本拠地の甲子園で行われたヤクルト戦。今季13度目の猛打賞をマークし、長嶋茂雄(巨人)が1958年に記録したセ・リーグ新人最多安打タイ記録となる、シーズン153安打に到達した。

 初回に左前打を放って勢いづくと、1点ビハインドの7回には逆転への口火を切る中前打で出塁し、リーグ単独トップに躍り出る34個目の盗塁も決めた。そしてあと「1」に迫って迎えた8回の第5打席。自慢の快足を生かした一塁内野安打が、今季通算153安打となった。

 チームの逆転勝利に貢献し、笑顔で上がったお立ち台。ファンの大歓声に「恐縮です」とはにかんだ近本。タイ記録の153安打目が内野安打だったことに「僕らしいと思った」と白い歯を見せたルーキーは「残り7試合、全勝します」と逆転CSへ力を込めた。

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