日本ハム・輝星“メジャー修業”だ!若手投手主体で今秋キャンプ、アリゾナ“継続”

[ 2019年9月18日 06:20 ]

<イースタンL 日本ハム・ヤクルト>2回1安打無失点に抑え、柿木(左)らとハイタッチの列に加わる日本ハム・吉田輝(左から2人目)
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 来季4年ぶりのV奪還を目指す日本ハムが、米アリゾナ州で若手投手を主体とした秋季キャンプを計画していることが17日、分かった。今春まで4年連続で1軍が春季キャンプを実施していた。期間は10月下旬から11月中旬までの約2週間で、業務提携を結ぶレンジャーズの施設で行う予定。来季の飛躍が期待されるドラフト1位・吉田輝星投手(18)も参加する見込みだ。

 04年の北海道移転を契機に改革を推し進める球団が、形を変えてアリゾナキャンプを「継続」する。メンバーは若手投手が中心で、来季V奪回のキーマンと期待される吉田輝も参加する見込みだ。メジャー選手も利用する豪華施設で、精神的にも肉体的にもレベルアップを目指す。

 チームは78年から春季キャンプを行ってきた沖縄・名護市営球場の老朽化もあり、1軍は16年から今年まで4年連続でアリゾナで春季キャンプを実施。同球場が年内に全面改修を終える運びとなり、来春は5年ぶりに名護キャンプが復活する。それに伴い、打ち切りと思われていたアリゾナキャンプを継続した理由は、充実した施設で濃密な練習が可能なだけでなく、異国でさまざまな刺激を受けることで人間的な成長も見込めるからだ。

 今春キャンプは2軍スタートで、アリゾナと縁がないと思われた吉田輝にとっては何よりの朗報だ。6月12日の広島戦でプロ初登板勝利を飾るなど、ここまで1軍で3試合を経験。絶対エースと呼ばれたダルビッシュ(現カブス)や大谷(現エンゼルス)のような先発完投型を目指し、2軍で直球主体の投球を貫いている。1月の入寮時には「いつか(メジャーで)自分もやっていきたい」と偉大な先輩が活躍するメジャーへの憧れも語った。異国で過ごす時間は、18歳の若者に多くのものをもたらすはずだ。

 球団はコネクションを駆使した人材育成にも積極的で、今年も業務提携を結ぶレンジャーズに昨季引退した矢野謙次チーム統括本部特命コーチを派遣。今後も人材育成への投資は惜しまない。

 CS進出の可能性は残るが、すでに3年連続のV逸は決定。来季へ向け、若手投手の底上げは大きなテーマの一つとなる。秋季キャンプ期間は多くのメジャー関係者も訪れる見込みで、参加選手にとっては1軍どころか世界にアピールするチャンスにもなる。

 ▽サプライズ・スタジアム 03年開場。レンジャーズとロイヤルズがキャンプを実施するアリゾナ州南中部のマリコパ郡に位置し、10月から11月は平均気温21.3度。近隣に練習用球場が計4つ併設され、徒歩2分以内にはプール施設も存在する。中堅400フィート(約121.9メートル)、両翼350フィート(約106.7メートル)。収容人員1万714人。

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