阪神・梅野、復帰の原口に“祝砲”「苦しいことを乗り越えて…格好良すぎる」

[ 2019年6月5日 06:30 ]

交流戦   阪神11―3ロッテ ( 2019年6月4日    ZOZOマリン )

5回1死、梅野は右越えに勝ち越しのソロ本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・梅野の一振りが勝負を決めた。同点の5回1死、涌井の直球を振り抜いた打球は右翼スタンド前方にあるホームランラグーンに着弾。決勝弾となる勝ち越しの5号ソロに敵地の虎党が沸いた。

 「甘くなかったコースですが、しっかりコンタクトできたんで入ってくれた。追いつかれてシーソーゲームになるかなというところで先に点を取れた」

 メッセンジャーが3点リードを追いつかれる苦しい展開の中でエースを勇気付ける一発。昨年6月27日のDeNA戦から自身が本塁打を放った試合は10連勝と神話も継続した。

 チームを勝利に導く一発は、友に届ける大きな祝砲でもあった。千葉への移動日で休日だった3日。「千葉で試合があった時は食事に行こうと約束していたので」と福岡工大城東高の同級生、浜地裕史さんの自宅を訪問。ちょうど第1子の長女が誕生したばかりで「赤ちゃんに会うこともできた。いいお祝いになって良かった」とフルスイングで届けた最高の“ご祝儀”に満足顔だった。

 9回には四球で出塁して二盗、三盗を決めて代打原口の適時二塁打で生還。大病に打ち克ちグラウンドに戻ってきた同学年の活躍に「観客が沸いていたので。ホームに帰ってきた時、自分も感動して涙目になった」と本音を吐露。「苦しいことを乗り越えて、結果を出して。格好良すぎる」と声を弾ませた。

 交流戦になっても背番号44の勢いは止まらない。千葉で奏でた祝福の快音は、序章に過ぎない。(遠藤 礼) 

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