阪神・糸井、特大4号 原口復帰に感動「本当にすごいこと」

[ 2019年6月5日 05:30 ]

交流戦   阪神11―3ロッテ ( 2019年6月4日    ZOZOマリン )

8回2死一塁、糸井は右越え2ランを放つ(撮影・大森 寛明)
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 久々の「超人弾」だ。打った瞬間、球場の時間が止まるような強烈な一撃。4―3の8回2死一塁、阪神・糸井が勝利を決定付ける特大の右越え4号2ランを放った。

 西野の直球をスタンド上段に突き刺した一発にも「いや、もう今日は…」と自分のことは多く語らず。それもそのはず、かわいがってきた原口が復帰戦でいきなり打ったのだから、そっちの方がうれしいに決まっている。「感動しました。本当にすごいことやと思います」。心から後輩をねぎらった。

 自身は決して万全な状態ではない。5月19日の広島戦でスライディングキャッチした際に足を打撲し、途中交代。その後も先発出場を続けていたが、蓄積疲労もあり1日の広島戦は今季初めて欠場した。2日の同戦で先発復帰しながらも6回の守備からベンチへ。口には出さないが、打率3割を打って当たり前の男が5月21日のヤクルト戦以降、大台に乗っていないのもコンディションの影響はあるはずだ。

 それでも、バットは振り続けるのが糸井。試合前練習でグラウンドに姿を見せないこともあるが、室内練習場で独自調整に励む。甲子園の試合で納得できなかった日には室内に直行して打ち込み「若手が全員打ち終わっても、嘉男だけが残っていた日もあった」と証言するのは清水ヘッドコーチだ。

 初回無死一、二塁では右前に先制適時打。4回の三塁内野安打と合わせて、今季4度目の猛打賞をマークした。浜中打撃コーチは「久しぶりにライトに完璧な本塁打。ファウルもいい方向に打っているし、調子も上がってきていると思う」と信頼を口にした。福留が離脱中で、糸井以外は全員が20代という若虎打線。超人の復調気配は頼もしい限りだ。 (山添 晴治)

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