大谷と一問一答 初球を叩いて4号「初球からしっかりストライクは振りたいといつも思っている」

[ 2019年6月5日 15:44 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―4アスレチックス ( 2019年6月4日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>6回1死一塁、中越え2ランを放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が4日(日本時間5日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・DH」で2試合ぶりに先発出場し、4号2ランを含む3打数2安打。3戦ぶり7度目のマルチ安打をマークした。

 本塁打は4点を追う6回、前打者のトラウトが7連続ファウルで粘った後に死球を受け、1死一塁となって迎えた第3打席。アスレチックスの先発右腕モンタスの初球を捉えると、打った瞬間にそれと分かる中堅席への豪快弾だった。

 大谷との主な一問一答

――チームは負けたが、自分の感覚や手応えは。
「個人的な内容としては悪くなかったので、明日以降継続したいなというところかなと思います」

――トラウトが13球粘っている間の気持ち。
「ほぼ必ず出塁はしてくれるので、その中で数多く近くでボールを見ながらタイミングを取ったりとか、いろんな球種を見たりとかできたので、そのお陰もあるのかなとは思いますし、あれだけいいバッターに粘られると次のバッターに対してただでさえストライクというのは欲しいので、そういう率はどんどん上がって
くるんじゃないかと思います」

――初球を振っていこうという気持ちだったか?
「ストレートはほぼインコースだったのでファーストボール系はインコースじゃないかなとは思っていましたけど、十分変化球の確率もあるので真っ直ぐ、変化球を問わず初球からしっかりストライクは振りたいなというのはいつも思っています」
――相手先発モンタスとは1週間前に対戦したばかりでプラスだったか?
「もちろん短い間隔で同じ投手を打てるというのは悪くないことじゃないかなと思います。前回立ってやっぱりいいピッチャーでしたし、真っ直ぐも変化球もいいピッチャーなので、今日もなかなか最初に点が取れなくてという感じだったので、2点は取りましたけど、もうちょっとこう、勝つためにやり方があるのかな
とは思います」

――インコースを逆方向に。良い感覚?
「97マイル、98マイルのインコースのフロントドアなので、なかなか日本時代は見ることがなかったですし、去年から経験してこう……しかないので、まあ浅い経験でですけど1打席1打席の経験を次の打席にやっぱりつなげたいなとは思っているので、そういう意味ではいい打席だったと思います」

――キャッチボールもした。指先の感覚は戻りつつある?
「指先の感覚というよりは全体的な感覚の方が今は大事だと思っているので、投げ心地と患部の張り具合、そこが一番大事かなと思います」

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