楽天・塩見 復活今季初勝利「辛抱強くやってきたかいがあった」初先発で6回2失点

[ 2019年5月22日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天13-3日本ハム ( 2019年5月21日    札幌D )

今季1勝を挙げた塩見(撮影・高橋 茂夫)
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 頼もしい男が帰ってきた。開幕から2軍調整を続けてきた楽天・塩見。復帰戦で今季初勝利を手にし、安どと喜びが入り交じった。「ここからがスタート。辛抱強くやってきたかいがあった」。チームを3連勝に導き、見事に首脳陣の期待に応えてみせた。

 今季初先発とあって、立ち上がりは緊張で球が上ずった。先頭・西川に浴びた左越え二塁打をきっかけに1点を失ったが、経験を生かして試合の中で修正。2回以降は凡打の山を築いていった。6回で99球を投げ、4安打2失点。平石監督から「ナイスピッチング」と称えられた。

 昨年10月に持病の腰痛を解消するため、手術を受けた。プルペン入りができる状態で2月のキャンプを迎えるつもりだったが、「椎間板の状態が良くなくて、1月中旬は動きが制限されて、何もできなかった」。プランは崩れ、2軍で開幕を迎えた。「当初よりも遅れてしまったけど、できることをしっかりやる」。3月に右肘の手術を受けた則本昂や、右肩痛からの復帰を目指して育成選手で加入した由規ら、懸命に復帰を目指すリハビリ組の存在が支えになった。「リハビリの選手は、みんな仲間。地道なトレーニングを見ていて、自分も頑張ろうと思えた」と、振り返る。

 今週末には開幕戦で左太腿裏を痛めて離脱しているエース・岸が復帰する予定だ。「戻ってきてくれるのは本当に助かる」と指揮官。混戦のパ・リーグの中でチームは2位をキープし、この日で首位・ソフトバンクに2ゲーム差。経験豊富な先発投手の戦列が復帰し、首位奪回への態勢が整いつつある。(重光 晋太郎)

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