ダル 上原さんを名球会に!トリプル100の価値訴え「考えないと」

[ 2019年5月22日 02:30 ]

ナ・リーグ   カブス4―5フィリーズ ( 2019年5月20日    シカゴ )

試合前に笑顔を見せる(左から)マリナーズ・イチロー、レンジャーズ・上原、ダルビッシュ(2012年撮影)
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 カブス・ダルビッシュ有投手(32)は20日(日本時間21日)、巨人で現役を引退した上原浩治氏(44)の名球会入りを提唱した。メジャー1年目の12年にレンジャーズで同僚。日本人初の日米通算100勝、100セーブ、100ホールドの価値を説き、投手の200勝か250セーブの名球会入り条件の再考を求めた。この日はフィリーズ戦に先発し、6回3失点で勝敗は付かなかった。

 お世話になり間近で見てきたからこそ、その凄さと価値が分かる。メジャー1年目だった12年のレンジャーズ時代に同僚だった上原氏の引退を聞き、ダルビッシュが切り出した。

 「名球会、マジで考えないといけないんじゃないの、と思います。僕は名球会でもなんでもないけど、一人の野球人として。そこはちゃんとしないと、名球会の価値がなくなっていくのでは」。上原氏は日本人で初めて日米通算100勝、100セーブ、100ホールドの「トリプル100」を達成した。投手の名球会入りの条件は200勝か250セーブ。「200勝よりも難しい可能性もある。2000安打よりも、250セーブよりも難しいのではと、僕は思う」と価値を訴えた。

 先輩として相談に何度も乗ってもらった。「コントロールどうしたら良くなりますか?とか。親身に教えてもらい、レッドソックスに行った後も、ツイッターのメッセージでアドバイスを頂いていた」と、ぶつけた質問には真っすぐに答えてくれた。「あのコントロールは本当に凄いなと思った。2000イニングぐらい投げて280個くらいしか四球を出していない。普通に考えてないこと」。上原氏は日米通算2064回1/3を投げ、わずか289四球。誰もが認める制球力について「一つの天才じゃないですか」と敬服する。

 投手の名球会入りは近年激減しており、昨年11月の名球会総会でも分業制に合わせた新たな入会規則などが議論された。当時、山本浩二理事長は上原氏のトリプル100について「史上初だし、称賛すべき数字。(来年の名球会入りの)可能性はある」と話していた。(奥田 秀樹通信員)

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