巨人・岩隈 引退の上原に敬意と寂しさ「雲の上のような存在」

[ 2019年5月22日 13:17 ]

練習する巨人・岩隈(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の岩隈久志投手(38)が22日、現役を引退した上原浩治氏(44)への思いを語った。

 「雲の上のような存在。野球に対する姿勢が凄かった。家族でも仲良くさせてもらっていた。本当に優しくしてくれた。引退は寂しいです。体がボロボロになるまでやっていたと思う」

 川崎市ジャイアンツ球場での練習後に、上原氏への思いがあふれた。19日には上原氏の現役最後のキャッチボール相手を務めた。「凄いボール投げるなと。球の伸びとか切れとか回転とか、バッター打ちづらいだろうなと。僕にはできないです」と凄みを表現。日本人初の100勝100ホールド100セーブについては「凄いですよね。中途半端とか言ってましたけど、普通はできないことをやっていますからね」と敬意を示した。

 04年のアテネ五輪ではともに日の丸を背負った6歳上の先輩の引退を惜しみ「僕もまだまだユニホームを着てる以上、努力し続けて頑張らないといけないなと思います」と決意を固くした。(岡村 幸治)

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