広島9連勝で堅首!父死去で不在の緒方監督へ“弔いの白星” 大瀬良は完投で4勝目

[ 2019年5月22日 20:40 ]

セ・リーグ   広島3-1中日 ( 2019年5月22日    マツダ )

好投する大瀬良 (撮影・奥 調)
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 広島のエース大瀬良が快投を見せ4勝目、チームを昨年9月以来の9連勝へと導いた。

 大瀬良は初回、中日打線を三者凡退に抑えると、2回からさらにエンジン全開。4番・ビシエドから6者連続三振に抑える。その後もパーフェクトピッチが続くが、17人目の打者、8番・加藤に右前打を打たれ、5回1/3で記録はストップした。

 7回に5番・高橋に適時2塁打を打たれ1点を返されるものの、完投勝利で自身3連勝。今季4勝目を挙げた。チームは今季最長の9連勝で貯金を8とし、首位をがっちりキープした。

 打撃陣では捕手の会沢が4号2ランを放つなど2安打2打点の活躍。先発の大瀬良をリード面だけでなくバットでも盛り立てた。

 緒方監督の父・義雄さんが死去し、高ヘッドコーチが監督代行を務めた1戦。不在の緒方監督にきっちり白星を届けた。

 中日は先発・ロメロが5回9安打3失点と安定せず。試合前まで対広島戦の防御率が1.00と得意としていたが期待に応えられなかった。打線も7回に高橋のタイムリーで1点を返しただけ。チームは2連敗で借金5となった。

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