152キロ右腕・東海理化・立野 7回途中6失点と乱れるもスカウト陣の評価変わらず

[ 2019年5月22日 18:22 ]

第90回都市対抗野球大会 東海地区2次予選 第1代表決定ゾーン1回戦   東海理化2―6トヨタ自動車 ( 2019年5月22日    岡崎市民 )

力投する東海理化・立野
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 今秋ドラフトの有力指名候補に挙げられる最速152キロ右腕の東海理化・立野和明投手(21=中部大第一)が先発。6回1/3を投げ、9安打6失点と乱れたが、ネット裏に大挙押し寄せたスカウト陣の評価は変わらなかった。

 10球団、41人のスカウト陣の視線の先での投球だった。初回、2回を3者凡退で立ち上がり、リズムをつかんだかに見えたが、2―0の3回にトヨタ自動車打線に捕まる。2死二、三塁から同点適時打、さらに続く3番打者には中越えに勝ち越し三塁打を浴びた。2―3の7回に決定的な3点を失い、1死一、二塁のピンチを残して降板。「納得できた球は全体の4割くらい。配球を分かられている感じがした。全体的に逃げの投球というか、攻め切れていなかった」と反省の言葉を並べた。

 この日の最速は148キロ。カーブ、スライダー、カットボール、スプリットを制球良く操る右腕への評価は結果では揺るぎなかった。阪神は嶌村聡球団本部副部長、和田豊テクニカルアドバイザー(TA)以下、8人体制で視察。和田TAは「球のキレがいい。投げっぷりもいいし、腕も振れている。楽しみ」と話し、担当の熊野輝光スカウトは「今日は少し悪かったが、年齢も含めてまだまだ伸びしろがあるし、完成度も高い」と絶賛する。中日は地元出身の逸材を5人体制で視察。中田宗男アマスカウト・アドバイザーは「社会人の右投手としては屈指の実力」と評した。

 実戦登板はJABA九州大会準決勝の今月9日以来だっただけに「間隔は詰まった方がいいくらいです」と試合から遠ざかっていたことも乱れた一因だった。過去2年はいずれも補強選手として都市対抗を経験したが「自チームで行きたい気持ちは強い」と言う。プロの門を叩く前に、チームを8年ぶり6回目の出場に導くことが大目標だ。

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