ソフトB10点!CSファイナルS先勝 “PS男”川島逆転打、雄星攻略

[ 2018年10月17日 21:28 ]

パ・リーグCSファイナルS第1戦   ソフトバンク10―4西武 ( 2018年10月17日    メットライフD )

<西・ソ>西武に勝利しハイタッチをかわす上林(中央)らソフトバンクナイン (撮影・白鳥 佳樹) 
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 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)は17日、メットライフドームで第1戦(6試合制)が行われ、リーグ2位でCSファーストSを勝ち上がったソフトバンクが、川島慶三内野手(35)の逆転2点打などで4回までに菊池から6点を奪い攻略。16安打で10―4と快勝し、リーグ優勝で1勝のアドバンテージがある西武との対戦成績を1勝1敗のタイとした。

 1―2と逆転された直後の4回だった。2死一塁から安打と四球で満塁と菊池を攻めて、打席には今CS初のスタメン出場となった1番・川島。左前に逆転の2点打を放った。日本ハム、ヤクルト、ソフトバンクと3球団を渡り歩いたプロ13年目35歳のいぶし銀の決勝打。昨年の日本シリーズ第6戦でも日本一を決めるサヨナラ打を放ったポストシーズン(PS)男でもあった。さらに上林も左中間を破る2点三塁打、グラシアルも適時打で続き、3連続タイムリーでこの回一挙5点を奪った。川島はこの日、3安打3打点の活躍で起用に応えた。

 2点差に迫られた7回には、体調不良や右肩痛で2軍調整が続いた内川が代打で登場。8月14日の楽天戦(ヤフオクD)以来となる1軍出場だったが、中前打でつなぎ、この回3点のダメ押しを呼んだ。

 投げてはバンデンハークが6回4失点ながら打線の援護もあって勝利投手に。リーグ優勝は逃したものの、ファイナルSでの雪辱を期すソフトバンクが1勝1敗のタイとした。

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