広島ナインの思いは一つ…新井さんと日本一!引退する先輩と少しでも長く一緒に

[ 2018年10月17日 05:30 ]

セ・リーグCSファイナルS第1戦   広島―巨人 ( 2018年10月17日    マツダ )

打撃練習を終えて、笑顔を見せる新井(撮影・坂田 高浩)
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 リーグ3連覇を果たした広島は、17日から本拠地・マツダスタジアムでリーグ3位の巨人とクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)を戦う。16日は同球場で全体練習を行ったナインは、今季限りでの引退を表明している新井貴浩内野手(41)とともに日本一まで登り詰める誓いを立てた。

 思いは一つだ。少しでも長く、新井と時間を共有したい。そして至上の喜びを一緒に味わいたい。選手会長の会沢は、ナインの思いを代弁した。

 「これで関係が終わるわけじゃないけど、寂しいという言葉しかない。何とか最後の最後まで行って、喜び合いたいですよね」

 CSファイナルSは最大6試合の短期決戦。敗退すれば今季が終わる。日本シリーズへと進み、頂点に立つためには負けられない戦いが続くが、新井によって一丸ムードは作り出された。会沢と鈴木は一通りの練習を終えると、二塁付近で新井と会話。30分近く話し込んだ鈴木は「世間話ですよ」と笑いながらも「勝つことが一番。最後まで一緒にやれたらいいと思う」と表情を引き締めた。

 小窪は三塁での守備練習の際、フリー打撃中の新井が繰り出す意図的な打球を数多く受けた。「学んだことは多すぎる。常に若手の模範でいてくれた方。まだまだ遠いけど、ああいう人間になりたい」と話した。

 ファイナルS突破に向け、大きなウエートを占めるのは言うまでもなく初戦だ。巨人先発のメルセデスとは今季2度対戦し1勝0敗。チーム打率は・313を記録した。5打数3安打と相性のいい松山も「直球がスライドするようで特徴的。右打者には角度あるところから(直球が)入ってくるし、ツーシームも投げ切ってくる。ただ左にはそうではない部分もある」と攻略に自信を見せた。

 短期決戦でも、身構える必要はない。レギュラーシーズンでは巨人に対し17勝7敗1分け。マツダスタジアムでは9勝2敗1分けと圧倒した。新井とともに歩む日本一への道。自然体を貫いた、その向こうに1984年以来、34年ぶりの栄光が待ち受ける。(桜井 克也)

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