誠也弾 打率トップ浮上 ピースナイター「こういう日に勝ててよかった」

[ 2018年8月8日 05:30 ]

セ・リーグ   広島6―2中日 ( 2018年8月7日    マツダ )

<広・中>3回無死、右越えソロを放つ鈴木(撮影・岡田 丈靖)
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 広島は「ピースナイター2018」として開催した7日の中日戦(マツダ)に6―2で快勝し、3連勝で貯金を今季最多の19とした。殊勲は4番・鈴木誠也外野手(23)だ。2試合連続の18号を含む3安打2打点。打率を・331とし、堂々リーグトップに立った。

 特別な日の1勝に、4番・鈴木がバットで貢献した。ガルシアからの2安打2打点を含む3安打の固め打ち。ここまで3戦3敗だった難敵を4回KOに追い込み「ボールが続き、バッティングカウントになったところを皆で捉えた。それが結果につながったと思う」と笑った。

 初回、丸の中前打で先制し、なおも無死一、三塁で、3ボールから甘い直球を積極的に打ち三塁強襲タイムリー。3回先頭では外角高め直球を右翼最前列に、2試合連続となる18号を運んだ。

 「本塁打は風。初回はいい流れで回り、チャンスだったので思い切っていきました」

 この日は、野球を通じて核廃絶を訴える11回目の「ピースナイター」。5回終了時に恒久平和を願うジョン・レノンの名曲「イマジン」が流れ、スタンドは荘厳な緑一色に染まった。「頭に入っていた。こういう日に勝ててよかった」と笑顔でうなずいた。

 右足首骨折の奇禍から今月24日で丸1年になる。開幕直後に下半身の張りで15試合、後半戦には自打球による2試合の欠場があるが、首位独走に果たしてきた鈴木の功績は小さくない。

 「休む試合がもっと多くなるかな…と考えていたけど、思ったよりも順調にきた。4番を打つ以上は休めないし、休みたくない」

 患部にはまだ痛みが残るが、後半戦は出場16試合で打率・480、6本塁打、17打点。7回には岡田から左前打し打率・331。中日・平田(・329)を抜き、リーグトップに立った。

 「自分のことはどうでもいい。それより、夏場は投手も厳しいと思うので、攻撃陣が点を取らないと。このまま続けていけたら」

 阪神が勝ったため優勝マジックの最短点灯は9日に持ち越された。追求するのは個人記録ではなくチームの勝利。たくましく成長を続ける23歳の4番打者が、リーグ3連覇へとけん引する。

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