東海大熊本星翔 “ニチカ”の初めての夏終わる「何もできなかった 悔しい」

[ 2018年8月8日 19:13 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第4日1回戦   東海大熊本星翔3―9大垣日大 ( 2018年8月8日    甲子園 )

大垣日大に敗れ、甲子園を去る東海大熊本星翔ナイン(撮影・坂田 高浩)
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 “ニチカ”の初めての夏は、ほろ苦かった。東海大熊本星翔の木原仁千嘉は、先発組唯一の1年生として「7番・三塁」で出場も無安打に終わった。

 守備では、無失策だったが、バットでは4打数1安打に終わった。「力が入り過ぎて、バットが出ませんでした。何もできなかった。悔しいです」。3年生の先輩との夏が終わり、人目をはばからずに泣き続けた。

 投手として4月に入学。攻守でそつのないプレーだけでなく、名前から、まず注目を浴びた。母・泉さんが、お笑い芸人の明石家さんまが大好き。離婚はしたが女優・大竹しのぶの連れ子で、息子になった二千翔(にちか)さんがテレビ出演しているのを見たときに名前を、もらった。

 漢字は違うが、同じ“にちか”。小学2年のとき、自分の名前の由来を調べる学習で、母から聞いて、思わず笑ってしまった。木原自身は、お笑いコンビ・流れ星のボケ担当・ちゅうえいが好きだが「名前は気に入っています」と笑っていた。

 入学後の5月は二塁手、夏に野球生活で初の三塁手となった。高校野球の打球の速さに驚き、グローブの編み目を緩くしたり、工夫もした。先輩たちからは「おい、ニチカ」と呼ばれ、可愛がってもらっていた。

 「悔しい。本当は投手をしたいし“心の準備はしておけ”と監督さんに言われているので、投球練習もしてきた。また、甲子園に行く」。秋に向けての夢は背番号「1」をもらうこと。持ち玉は直球、スライダー、カーブ、フォーク。最速はまだ、130キロ台だが“エース・ニチカ”に向けての勝負は、お笑いの本場・関西から始まった。

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