鳴門 昨夏王者苦しめたが…「課題の8、9回で点を取られてしまった」

[ 2018年8月8日 18:50 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第4日1回戦   鳴門5―8花咲徳栄 ( 2018年8月8日    甲子園 )

<鳴門・花咲徳栄>試合終了後、アルプス席の応援団へあいさつに向かう鳴門ナイン(撮影・坂田 高浩)
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 昨夏王者をあと少しまで追い詰めた。鳴門の2年生左腕・西野知輝は7回を終えて4―2とリード。この試合のために、県大会ではあまり見せていなかったスローカーブを効果的に使って、花咲徳栄打線を苦しめた。

 初回の最初の1球が92キロのその変化球。1イニングに数球とはいえ、130キロ前後の直球、スライダー、スプリットフィンガーファストボールとうまく混ぜて、相手に球種を絞らせなかった。「県大会では投げてなかった。自分は緩急が持ち味。タイミングをずらすためです」。7回まで完全にペースを握った。

 しかし、8回に「疲れはなかったけど、コントロールが甘くなった」と4安打を浴びた。3点を失い、4―5と逆転された。一度失った流れは簡単には戻せない。9回、無死満塁から3番の韮沢に完璧にとらえられる右犠飛を打たれた。球種は95キロのスローカーブだった。4番野村にも2点打を打たれ、8―4と引き離された。

 昨秋の四国大会準々決勝、高松商戦。8回まで5―1でリードしながら、8回裏に8点を失って5―9で敗れた。西野はその試合に先発し、ビッグイニングを招いていた。

 「課題の8、9回で点を取られてしまった。いい経験をさせてもらった。この反省を生かしたい」

 スタメン5人が下級生の若いチーム。ディフェンディングチャンピオンを苦しめた手応えと、勝ちきれなかった悔しさを胸に、再び甲子園に戻ってくることを誓った。

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