阪神・福留 捕球フェイント見破る「全然、難しい判断じゃなかった」

[ 2018年8月8日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7―4巨人 ( 2018年8月7日    東京D )

<巨・神>5回1死二塁、糸井の中越え二塁打で二塁から生還する福留(撮影・大森 寛明)
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 オレンジに染まった東京ドームも、阪神・福留の貫禄の前には何の障害にもならない。7日の巨人戦で2打数2安打2四球1打点。全打席で相手バッテリーを圧倒し、チームを勝利に導いた。

 「失点した後だったんで、流れも考えながら何とかしようと打席に入った。ああいうところでタイムリーを打てたのは良かった」

 クールに振り返ったのは4―2の5回だ。1死二塁から内海のチェンジアップを振り抜き、右中間への適時二塁打。直前に1点を返されていただけに、チームを、岩貞を勇気づける一打となった。第1、2打席は連続四球。7回無死一塁の第4打席では中前に鮮やかにはじき返し、全打席出塁で打率を・280に乗せた。

 走塁でもベテランの味を見せつけた。自身の適時二塁打の直後、糸井の中堅フェンス直撃の大飛球に、陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が捕球できるように見せかけるフェイントを仕掛けてきたが、すぐに見抜いて二塁から全力疾走。楽々とホームインした。

 「僕もああいうことをやるのはやるんで。全然、難しい判断じゃなかった」

 ここ10試合は34打数16安打2本塁打13打点の打率・471。甲子園を“貸している”高校球児に負けじと大暴れ中だ。「負けないように、恥ずかしくないプレーをしないとね」と笑う。自らもPL学園時代は怪物と呼ばれたが、印象に残っているのは「最後のゲッツー」。3年夏の95年の準々決勝・智弁学園戦で9回に遊ゴロ併殺打となり、6―8の敗戦の最後の打者となった悔しさも、今の福留の血肉となっている。

 福留、糸井、ロサリオの打点そろい踏みは7度目でこれで6連勝。自身は今季の東京ドームで23打数9安打、打率・391と相性抜群だ。7月16日からの後半戦開幕カードでは甲子園で屈辱の3連敗を喫した「伝統の一戦」。主将を先頭に“3タテ返し”に挑む。(山添 晴治)

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