前橋育英・恩田完封1号 前夜、13年V腕西武・高橋光がサプライズ訪問

[ 2018年8月8日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権第3日・1回戦   前橋育英2―0近大付 ( 2018年8月7日    甲子園 )

<前橋育英・近大付>9回、ヘッドスライディングする最後の打者・山中を二ゴロに抑えた前橋育英・恩田(撮影・椎名 航)
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 2―0の8回1死二塁。マウンドに内野陣が集まると、前橋育英(群馬)のエース・恩田から笑顔の輪が広がった。1番・川瀬には左前打されたが、左翼手・丸山の好返球で二塁走者を本塁タッチアウト。花田を遊飛に仕留め、9回は3者連続内野ゴロで打たせて取った。

 「夢だった甲子園で完封できてうれしい。コースと低めを意識して、自分たちの持ち味である守備からリズムをつくれた」。103球を投げ、6安打4奪三振。右足をつりながらも、142キロの直球と92キロのスローカーブで緩急をつけ、今大会完封一番乗りだ。

 前夜、初出場で全国制覇した13年夏に2年生エースだった西武・高橋光成が大阪市内の宿舎を訪問。「ピンチの時は今までやってきた練習を思い出し、いつも通りに」と激励された。「8回のピンチにもその言葉を反復した」と感謝する。「つらい時こそ笑顔」。1年冬に買ったグラブの内側に刺しゅうした。前橋育英進学を決めた中学生のとき、テレビで見た右腕も「ピンチで笑っているイメージでした」と言う。

 8日は清水陽介部長の誕生日。16日には荒井直樹監督の誕生日も控える。「勝利をプレゼントできて良かった。もう一度、日本一になりたい」。憧れの先輩は甲子園デビューから2戦連続完封して頂上へ駆け上がった。恩田が目指す道も同じだ。(後藤 茂樹)

 ▼西武・高橋光(前橋育英OB、14年度卒)移動のバスの中で見ていた。(恩田君は)いいと聞いていたので楽しみにしていた。コントロールがいい。自分もそのコントロールが欲しい。(8日のオリックス戦で今季初先発なので)僕も続ければと思います。

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