マー君 7回途中5失点で2敗目 2被弾でタイガースに雪辱ならず

[ 2016年6月12日 11:38 ]

<ヤンキース・タイガース>5回、キンスラーに3ランを浴びたヤンキースの田中は帽子を取りうつむく (AP)

ア・リーグ ヤンキース1―6タイガース

(6月11日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手(27)が11日(日本時間12日)のタイガース戦に先発。2本の本塁打を浴び、6回1/3、6安打5失点で2敗目(3勝)を喫した。

 田中は2回、カステラノスに甘く入った148キロのストレートを強振され、右中間へのソロ本塁打を許すと、5回には2本のヒットで1死一、三塁。この場面でキンスラーに左越え3ランを浴び、失点を重ねた。

 7回、田中は1死からマキャンに右前打を許すと、ジラルディ監督は2番手・イエーツをコール。球数92球でマウンドを降りた。イエーツはキンスラーに中越え適時二塁打を浴び、田中の出したマキャンが生還した。

 1―6で敗戦したヤンキースの連勝は5でストップ。勝率は5割に逆戻りとなった。タイガースの先発・バーランダーは6回2/3、5安打1失点と好投を見せて6勝目をマーク。田中は昨年6月21日の同カードで5回を投げ、いずれもメジャー自己ワーストとなる3被弾、10安打、7失点と打ち込まれていたが、この日はその雪辱とはならなかった。

 ▼田中の話(5回は)走者がいる場面でああいう形(本塁打)が最悪。結果的に5失点になったけど、数字ほど打たれたわけではない。本塁打以外はそこまで悪いものではなかった。

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