野村貴仁氏 清原元選手に挑戦状!格闘技で「倒せる」

[ 2016年6月12日 05:00 ]

格闘家デビューへ意欲の野村貴仁氏。パンチ、キックの動きが、投球フォームと似ていることを実践

 覚せい剤取締法違反罪で懲役2年6月、執行猶予4年の判決を受けたプロ野球の清原和博元選手(48)と巨人時代にチームメートだった野村貴仁氏(47)が11日、本紙の電話取材に応じ、清原元選手に格闘技での挑戦状を叩き付けた。

 同日午前に自宅のある高知から空路、上京。12日に東京・水道橋のTDCホールで開催される総合格闘技「REAL5」のエキシビションマッチで格闘家デビューする可能性があるが、あくまで見据える目標は12月の本格参戦という。

 パワーや瞬発力は健在といい、「ベンチプレス120キロ以上は大丈夫」。高岡高宇佐分校(現高知海洋高)時代に同級生から手ほどきを受けた空手は、巨人時代に自主トレで新極真会メンバーに交じって行い、昇段試験受験の勧誘も受けたほどの腕前という。それだけに、アスリートとして10年以上のブランクがあるにもかかわらず“現役復帰”に向けた自信は相当なよう。

 清原元選手との対戦については、まずは自身が格闘家としてのキャリアを積んだ上でのこととした上で、1学年上の先輩に対し「左ストレート一発、左足ひと蹴りで倒せる」と豪語。ただ、重度の糖尿病や薬物依存の治療を受けているとみられる清原元選手の現状も理解しており、「まずはキッパリ(覚醒剤を)やめて、体調を戻してから。そして、誰かについて練習せんと。練習してきたとしても負けるわけないけど」と語った。

 現役時代は20打席対戦し、20打数3安打1打点で打たれたホームランは1本のみ。プロ初を含む10三振を奪うなど野球では圧勝だった野村氏からの、戦場を移した“宣戦布告”を清原元選手はどう受け止めるのか――。

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2016年6月12日のニュース