逆転のロッテ!高浜V打 満塁走者一掃 赤ユニは4戦3度目

[ 2016年6月12日 05:30 ]

<ロ・ヤ>5回1死満塁、左中間に逆転の走者一掃タイムリーを放つ高浜

交流戦 ロッテ4―2ヤクルト

(6月11日 QVCマリン)
 初球の直球を迷わず叩いた。0―1の5回1死満塁。ロッテの2番・高浜は下手投げの山中が投じた高め直球に、上からバットを振り下ろした。

 打球は伸びて左中間を破りワンバウンドでフェンスに到達。走者一掃の逆転二塁打となり、お立ち台では「角中さんに怒られると思って必死だった」と笑顔で振り返った。

 打席に入る直前、3番・角中から「おまえの打ち方だと全部フライになるから、思いっきり叩きつける感覚でいけ」と言われていた。その教えを忠実に守り、サブマリン右腕の下から来る球に上からバットを合わせ「カクさん(角中)に感謝です」と話した。

 この日は球団初となる赤を基調としたサードユニホームで戦う4試合目。今季19度目、そして「赤ユニ」では3戦連続の逆転勝利に満員の客席が赤く燃えた。前回「赤ユニ」を着た5月8日のオリックス戦は、角中が逆転の決勝三塁打を放っている。高浜にとっては兄貴分的な存在。阪神からロッテに移籍した11年には「キャッチボールができる距離」(高浜)の向かいのマンションに住んでいた。2歳上の角中を車で送り迎えすることも多かったという。

 今春の石垣島キャンプでは角中から「これ着とけ」とTシャツを渡された。背中には「監督 俺を使ってください!!」の文字。プロ9年目の26歳は背中でアピールを続け、開幕スタメンを勝ち取った。助言の理由を聞かれた角中は「自分に回る前に1点は取ってほしかった」と笑いを誘った。3―2の7回に左翼線適時二塁打。“師弟コンビ”で全4打点を挙げた。

 前日は延長10回の末に6―7で敗れただけに「今日の勝ちは大きい」と伊東監督。高浜は「チームの雰囲気もいいし、いつも“いける”と思って戦っている」と胸を張る。「逆転のロッテ」は逆転優勝を諦めることなく、マジック点灯が迫るソフトバンクを追い掛ける。 (渡辺 剛太)

続きを表示

この記事のフォト

「稲村亜美」特集記事

「プロ野球 交流戦」特集記事

2016年6月12日のニュース