中央学院大・田辺 7回1失点 故障離脱の後輩・石井の分も!

[ 2016年6月12日 05:30 ]

<中央学院大・上武大>7回2死二、三塁、上武大・山脇を三振に仕留め、雄叫びを上げる中央学院大・田辺

全日本大学野球権第5日・準決勝 中央学院大5―1上武大

(6月11日 神宮)
 後輩の思いを白球に込めて投げ込んだ。5―1の7回2死二、三塁。中央学院大の4年生左腕・田辺は139キロの直球で山脇を空振り三振に斬り、雄叫びを上げた。7回3安打1失点で初の決勝に導き「石井が責任を感じないようにしっかり勝たなきゃと思っていた」と胸を張った。

 第一工大との1回戦で14三振を奪い完封した2年生右腕・石井が、東海大北海道との準々決勝で右肘を痛めて離脱。今春リーグ戦は2人で6試合ずつ先発して優勝し「可愛い後輩でありライバル」と田辺。今大会の宿舎は同部屋で9日夜は公園で2時間、語り合った。

 悔し涙を流す石井から思いを託された今大会初登板。「投げたいフラストレーションがたまっていた」と自己最速タイの143キロを何度も計測。104球の力投で7三振を奪った。菅原悦郎監督は「石井のアクシデントがなくても田辺と決めていた」と明かした。

 打線は先発全員安打で11安打5得点。千葉県大学野球連盟の加盟校で初の決勝進出だ。吉川を擁する中京学院大に挑む指揮官は「こっちはスーパースターはいないので泥くさい野球をしたい」と、総力を結集し初の頂点をつかみ取る。 (青木 貴紀)

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