由伸監督 微妙判定に恨み節 牧原内野安打から「流れ変わった」

[ 2016年6月12日 07:20 ]

<ソ・巨>3回1死、脇谷(左)が牧原より先にベースを踏んだように見えたが判定は内野安打に

交流戦 巨人3―8ソフトバンク

(6月11日 ヤフオクD)
 やるせなさが敗戦の弁の歯切れを悪くした。微妙な判定から5失点した3回。巨人・高橋監督は珍しく「タラレバ」を口にするほどだった。

 「接戦であれば展開も変わっていた。流れが変わってしまったと思いますね、ファーストのセーフになったところでね」

 1―0の3回1死。牧原のゴロを捕った一塁手・脇谷が先に一塁を踏んだかに見えたが、内野安打になった。今村はここから満塁のピンチを招くと、柳田に押し出し四球を与え、内川の満塁弾を許した。4回途中7失点KOで3敗目を喫した今村は2軍再調整が決定。「大量失点してしまったことが反省」とわびた。

 今季4度目の3連敗で5月31日以来の勝率5割に逆戻り。同じ勝率5割の中日、DeNAを勝ち星で下回るため4位に転落した。 (春川 英樹)  

 ▼巨人・ギャレット(1軍復帰2戦目で4回に8号2ラン)しっかり呼び込んで強く打てた。

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2016年6月12日のニュース