ペーニャ8号 右投手からは今季初!ファンは「60本狙え!」

[ 2014年4月18日 05:30 ]

<オ・日>5回無死二、三塁、ペーニャは右越えに8号逆転3ランを放ちガッツポーズ

パ・リーグ オリックス7-5日本ハム

(4月17日 ほっと神戸)
 こすった感じの打球だが、あっという間に右翼スタンドまで吸い込まれた。一塁ベースを回ったところで、オリックスのペーニャが右腕を挙げて歓喜する。4回に安達の1号3ランで1点差まで詰め寄って迎えた5回、無死二、三塁。谷元の高め直球を、怪人は見逃さなかった。

 10日のロッテ戦以来、5試合ぶりの8号逆転3ラン。4番らしい一発に「チームが負けている状況で逆転できたし、今季初めて右投手からホームランを打ててうれしいよ」と喜んだ。ここまでの7本は左腕から放ったもので、ようやく右腕を攻略。「いずれ出るだろうと思って、気にしていなかった」と言い、これで量産ペースは再び上がっていきそうな気配だ。

 くしくも7号弾を放った10日の試合中に、「ボールの違反問題」が発覚。元々、飛距離が段違いで「1年目に“飛ばないボールで”21本打っているし、ぼくには関係ない」と意に介さなかったが、飛ぶボールではまさに鬼に金棒。そんなペーニャがお立ち台に上がると、「60本狙え!」と声が飛ぶほど、ファンも期待十分だ。

 当の本人は「目標はプレーオフに出て、日本一になること。一番大事なのはチームの勝利だよ」と笑って受け流す。大きな一発で、開幕カードで負け越した日本ハムに勝ち越し。貯金を再び5に戻し、首位ソフトバンクを追走する。今年のオリックスは期待十分だ。

 ▼オリックス・糸井(2二塁打に2四球と右脇腹痛を感じさせない活躍)ケガとも付き合っていかないといけないですから。彼女みたい? 早く別れたいですけど。

 ▼オリックス・安達(1号3ランは、6日の西武戦以来の安打)チャンスだったので、とにかく何とかしたかった。

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