“合格”統一球、今月下旬にも安定供給へ 原因は毛糸の乾燥と結論

[ 2014年4月18日 08:21 ]

ミズノ製NPB統一球。(左から)毛糸が巻かれた状態、断面、ポリエステル糸が巻かれた状態(牛表革が巻かれる一歩手前の状態)

 統一球を製造しているミズノ社は17日、乾燥の影響の少ない3月以降に生産したボールのうち6ダース分を日本車両検査協会で検査し、その全てが基準値(0・4034~0・4234)に適合したと発表した。早ければ今月末にも12球団に適合球を供給する見通し。

 ミズノ社は現在の使用球の反発係数が基準値を超えた原因をゴム芯を巻く毛糸の乾燥と結論づけていた。検査後、日本野球機構(NPB)に報告を行ったミズノ社の寺下正記グローバルイクイップメントプロダクト部次長は「(今回の検査が)原因の裏付けになったと思う。今月末をめどに安定供給を目指したい」と話し、18日に中国・上海工場で生産を再開すると明かした。

 当初は今回の検査で適合したボールを22日までに供給する方針だったが、在庫の確保を優先。上海工場から検査を経た最低1ロット(1000~1500ダース)が届くのを待って現在の使用球と入れ替える。NPBの井原敦事務局長は「在庫を含め安定供給の態勢を一日でも早くつくらなくてはいけない」と話した。

 また、熊崎勝彦コミッショナーは、NPB内に統一球の管理と反発係数の基準を検討する部署か委員会を設置し、第三者の意見を取り入れる考えを明らかにした。

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