送球直撃…満塁弾の浅村「一瞬失神した。完全に落ちました」

[ 2014年4月18日 05:30 ]

<西・ロ>初回無死満塁、左越えに満塁本塁打を放つ浅村

パ・リーグ 西武13-4ロッテ

(4月17日 西武D)
 4番の一撃が眠れる獅子を目覚めさせた。初回、無死満塁の絶好のチャンス。「4番の仕事がしたいと思って打席に入った」という西武・浅村は藤岡の144キロ直球を左翼席中段に叩き込んだ。自身2本目の満塁本塁打。「まさか本塁打になるとは」。13試合ぶりの感触を楽しむようにダイヤモンドを一周した。

 2本目は痛みに耐えながら打った。3回に二塁走者として、森本の右飛で三塁へタッチアップ。右翼手からの送球がワンバウンドで後頭部付近に当たり「一瞬失神した。完全に落ちました」と、約1分間動くことができなかった。一度ベンチへ退いたが、すぐに戻ると、1点差に迫られた5回先頭では左翼席に4号ソロ。7回1死満塁ではあとわずかで2本目のグランドスラムという大きな左犠飛で、自己最多の6打点を叩き出した。

 昨季打点王としてブレーク。正月に大阪の実家に帰省した際は「知らない親戚が増えていた」と驚いたという。今季、周囲からの期待は段違いに高まっていた。しかし、自身は打率3割台をキープしながら、試合前までのチーム打率は12球団最低の・201。最下位に低迷するチームの責任を背負い込んでいたが、そのうっぷんを晴らした。今季16打点は、トップの日本ハム・中田らに1差に迫った。

 チームは11年5月21日の中日戦(西武ドーム)の5発以来となる1試合4本塁打で、今季初の2桁得点での快勝。主砲・中村の復帰も近いが、伊原監督は「昨年も(4番を)打っているし、もう浅村でいいのではないかと思う」と言った。もう「代役」ではない。今後も4番を浅村に託す。

 ≪自己最多打点≫4番の浅村(西)が初回先制の満塁弾を含む2本塁打と犠飛で6打点。自身満塁本塁打は昨年5月3日ソフトバンク戦で放ったのに次ぎ2本目。1試合6打点は過去6度あった4打点を上回る自己最多打点になった。またパで初回無死から1~3番が出塁し、4番が満塁弾は昨年9月18日オリックス戦の今江(ロ)以来16人目。西武では09年4月30日ソフトバンク戦で中村が放ったのに次いで2人目と珍しい。

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