福井商「心配していたことが起きた」試合の雰囲気になじむ前に大量失点

[ 2011年8月8日 10:38 ]

<作新学院・福井商>1回表、作新学院に大量点を許し、捕手近藤(右)に声を掛けられる福井商先発の山本

第93回全国高校野球選手権1回戦 作新学院11―1福井商

(8月8日 甲子園)
 予選でのチーム打率4割4分8厘を誇った福井商打線が2年生右腕の前に沈黙した。

 わずか散発4安打に、米丸監督は「相手の大谷投手は力があった。思うように打撃をさせてもらえなかった」と完全に脱帽した。

 先発の山本については「心配していたことが起きた」と米丸監督。球が高めに入ったところを狙われ、ストライクを取りに行くと甘く入り、痛打を浴び、気が付けば初回6失点。「相手の打者の方が上だった」と山本はうなだれた。

 女房役の近藤も「相手は初球から積極的に振ってきた。勝負を急いでしまった」と、甲子園の雰囲気になじむ前にやられたことを悔やんでいた。

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