ノリ 中日バッテリーに犠飛狙い見透かされ、さらに裏読む

[ 2011年8月8日 06:00 ]

<中・横> 9回、代打の中村紀は適時中前打

セ・リーグ 横浜2-0中日

(8月7日 ナゴヤD)
 腹の探り合いを制したのは横浜・中村だった。0―0の9回1死二、三塁、代打で起用されて決勝2点中前打を放った。

 極端な前進守備が敷かれた中、横浜ベンチの優先選択肢は「犠飛」だった。尾花監督は右の河原に対し、打率・265の左打者・稲田に代えて、同・175の右打者、中村を送った。ベンチには左の代打の切り札・内藤も控えていた。「河原は左打者にはフォークが多くなる。最低でも1点が欲しい。外野に飛ばせる確率が高いのは中村だった」と指揮官。右投手に対し、最も簡単に外野フライを打ち上げられるのは、右打者が外角高めの球にバットを合わせるだけの右飛という球界のセオリーもあった。

 ただ、横浜の狙いを見抜いた河原―谷繁のベテランバッテリーは、ゴロにすべく外角低めにカットボールを3球続けたが、中村はその上をいった。犠飛にしやすい高めは来ないと読んで、思い切り踏み込んで外角低めの球をはじき返した。

 「外野フライだけというより最低でも1点の気持ち。結果的にいいヒットが打てた」。プロ通算1834安打目。19年目のベテランの読み勝ちだった。

 ▼横浜・高木打撃コーチ(決勝2点打の中村に)外野フライ狙いもあるし、何よりベテラン。ああいう場面の経験は豊富だし、若手と違う百戦錬磨だから。

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