石井一 史上最速2000奪三振も白星で祝えず

[ 2011年8月8日 06:00 ]

<西・ソ>2000奪三振を達成した石井一は長男・幹大くんから花束を受け取る

パ・リーグ 西武1-8ソフトバンク

(8月7日 西武D)
 詰めの甘さが出てしまった。1点を先制した直後の7回。西武の石井一は2死から長谷川の中前打、福田の死球などで満塁とされ、川崎に逆転の2点左前打を浴びた。

 「長谷川のところはもったいなかったし、福田のところももっと無難で良かった。僕がチョイスする球が良くなかった」

 メモリアルデーを勝利で飾れなかった。4回1死一塁、多村から内角140キロ直球で見逃し三振を奪った。日本通算2000奪三振を達成し、ベンチ前で長男・幹大くん(9)から花束を受け取った。江夏豊氏を100イニング以上上回る1967回2/3での史上最速記録。それでも「記録よりもチームがこういう状況なので勝ちを付けたかった」と7回の投球を悔やんだ。日米計2438奪三振にも「日本で獲った三振の中で興味のある三振はないので」と数字には無関心を通した。

 打線は摂津の前に3安打1点。チームはソフトバンクに引き分けを挟んで6連敗で、最下位からの浮上のきっかけはつかめない。渡辺監督も「(石井一は)ベテランらしくない。打線は沈みがちだから何とかあの1点を守らなくちゃいけないゲームだった」と歯切れは悪かった。

 ≪37年ぶりに更新≫石井一(西)がソフトバンク戦の4回に多村からこの試合1個目の三振を奪い、通算2000奪三振を達成した。プロ野球20人目。初奪三振はヤクルト時代の92年6月9日大洋(現横浜)戦で山崎から。1967回2/3での達成は、74年江夏豊(神)の2072回を37年ぶりに更新する歴代最速記録となった。石井一は通算1500奪三振も史上最速の1413回で達成している。なお大リーグでは4年間で435奪三振をマークし、この日で日米通算2438奪三振とした。

 ▼西武・小野投手コーチ(石井一について)打たれたなら対策ができるけど、四球、死球だったから。せっかく良い投球をしていたのにもったいない。

 ▼西武・木村(8回から2番手で登板し2安打3失点)次、頑張るしかないです。

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