ロッテ 伊志嶺“約半世紀ぶりの快挙”へ着々!

[ 2011年8月8日 07:18 ]

 パの新人王争いで、ロッテのルーキー伊志嶺翔大外野手(23)が他の有力候補を一歩リードしている。両リーグの新人打者でただ一人規定打席に到達し、打率3割近くを維持。走っても20盗塁をマークし、約半世紀ぶりの快挙へ近づいている。

 昨季の日本一チームにあって、伊志嶺は5月から外野の定位置を確保。2番に定着して7月には規定打席に到達し、その後も打率を上げた。パでは86年清原(西)以来の新人打率3割へ期待十分だ。

 さらに走塁面でも力を発揮し、30盗塁を射程圏に入れている。ロッテの新人で打率3割は85年横田真之(・300)、30盗塁は97年小坂誠(56盗塁)が最後だが、両方の達成者はいない。プロ野球全体でも55年渡辺清(阪急)と58年長嶋茂雄(巨人)だけ。伊志嶺が達成すれば、53年ぶり3人目の快挙となる。

 好調の打撃内容を見ると、ルーキーらしからぬ一つの傾向がある。ここまで交流戦を含め、10球団15人の外国人投手と対戦。対ウルフ(日)の7打数5安打を筆頭に通算39打数19安打、打率・487と好成績を残しているのだ。

 プロで初めて対戦する外国人投手の球筋や迫力に戸惑うことも多いはず。だが、伊志嶺は東海大4年の昨年、日本代表主将として世界選手権に出場し、銅メダル獲得に貢献するなど国際経験は豊富。体の大きい相手にもひるまない強心臓が、活躍の秘密かもしれない。ここ数年、パでフルシーズン活躍した新人野手は見当たらない。98年の小関(西)以来、リーグ13年ぶりの野手新人王誕生となるか。

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