岡田監督が史上28人目の通算500勝達成

[ 2011年8月8日 06:00 ]

<ロ・オ>監督通算500勝のウイニングボールに目を潤ませる岡田監督

パ・リーグ オリックス7-2ロッテ

(8月7日 QVC)
 オリックス5点リードの9回だった。「最初から行かせる予定やった」。迷わず投入した岸田が最後を締めくくった。約1カ月ぶりの連勝で岡田監督は史上28人目となる通算500勝を達成した。守護神から手渡された特別なウイニングボールを指揮官はガッチリとつかんだ。

 「(通算500勝は)まったく関係ないよ。考えてもなかった。オリックスで400勝、500勝か。積み重ねやから」

 その特別な1勝へと導いたのは岡田監督の下で先発としての才能を開花させたフィガロだった。7回1/36安打2失点の粘投で自身7試合ぶりの勝利で6勝目を挙げ、チームを9カードぶりの勝ち越しへとけん引した。

 「勝てて良かった。練習でやっていたことが試合でできて良かった」

 5日の試合前だった。ブルペンでの投球練習の際に指揮官が直接アドバイス。高めに球が浮くクセを修正するために投球の際に「目線を下げろ!」と助言。この言葉が実を結んだ。

 昨年はメジャーで中継ぎ要員だった助っ人を指揮官は春季キャンプの時点で先発転向を決断。この判断が的中し、現在では外国人投手の中での勝ち頭へと成長させた。

 阪神監督時代の04年シーズン後半には、今や猛虎の守護神として君臨する藤川や久保田を先発からリリーフに転向させ05年のブレークにつなげた。将として兼ね備えた決断力、判断力、洞察力が勝利を積み上げた。

 この夜は通算400勝も見届けた愛息の陽集さん(26)も今季初めてスタンドで観戦。節目の1勝を挙げた後には親子水入らずで祝杯を挙げた。その席でも美酒に酔いしれることもなく野球の話題が会話の中心だった。岡田監督の座右の銘「球道一筋」。背番号80が目指すべき道の先には今もなお日本一の文字がある。

 ≪阪神で393勝≫オリックスの岡田監督が今季38勝目を挙げ監督通算500勝を達成した。史上28人目、現役監督では5人目。初勝利は阪神時代の04年4月2日の巨人戦(東京D)で記録。球団別の内訳は阪神で393勝、オリックスで107勝。

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