摂津 先発転向1年目で10勝!ソフトB最速貯金30

[ 2011年8月8日 06:00 ]

<西・ソ>完投で10勝目を挙げた摂津

パ・リーグ ソフトバンク8-1西武

(8月7日 西武D)
 ポーカーフェースは崩れない。リリーフから先発転向1年目で2桁10勝目。ソフトバンク・摂津は「丁寧にと思って投げました。(10勝は)一つ目のノルマをクリアしただけ」と淡々と振り返った。

 3安打1失点。唯一のピンチは0―0の6回だった。先頭の浅村にこの試合唯一の四球を与えると、銀仁朗にはバスターエンドランを決められ、無死一、三塁とされた。続く栗山に中犠飛で先制されたが、2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝いた右腕は動じない。2死二塁から中島を132キロシンカーで三ゴロに仕留め、最少失点で切り抜けた。

 7回に味方が逆転してからは一人の走者も許さなかった。115球の完投勝利に「中継ぎも負担がかかっているし、長い回を投げようと思っていた」と涼しい顔だ。

 4月までは球数を100球前後に制限し、シーズンをフルで投げ通す体力を養ったことが、過酷な夏場で生きてきた。アマチュア時代から愛用する温熱パットで肩を温めるなど、普段のケアを怠ることはない。「毎日やるので肩の状態はいいです」と摂津。変わらぬルーティンで、勤続疲労など感じさせない。

 摂津の10勝目が、チームに節目の貯金30をもたらした。それでも秋山監督は「貯金30?気にしてない」と無関心を装った。2位の日本ハムとも4ゲーム差をキープ。連覇のゴールもおぼろげに見えるが、摂津は「まだまだ途中ですから」と浮かれない。それはチームの高い意欲を代弁していた。

 ≪87試合以下の到達は8度目≫ソフトバンクが55勝25敗7分けで貯金を30とした。ホークスのシーズン貯金30以上は12度目になるが、87試合以下で到達するのは、(※は勝率1位もプレーオフで敗れ2位)
年 試合数 勝―敗(分) 最終順位
51 66 46―16(4) 優勝
55 70 49―19(2) 優勝
56 77 53―23(1) 2位
59 87 57―27(3) 優勝
61 86 57―27(2) 優勝
65 46 38―8  優勝
05 79 54―24(1)※2位
 に次ぎ8度目。過去7度の最終順位を見ると、優勝5度、2位2度の好成績を収めており、今季も期待が高まる。

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