重圧と戦った古川工 涙のエース「甲子園は苦しい場所でもあった」

[ 2011年8月8日 15:01 ]

<古川工・唐津商>試合を終え、健闘をたたえ合う唐津商・北方悠(左)と古川工・山田の両投手

第93回全国高校野球選手権1回戦 古川工4―9唐津商

(8月8日 甲子園)
 初回いきなり7失点。古川工の間橋監督は試合前に「初めてなので球場の雰囲気にのまれると思う」と話していたが、その心配が現実となった。重圧からか浮足立ち、失策や死球が絡んで1死満塁とすると、左前に運ばれて2点の先制を許した。エースの山田は「エラーは想定していたけど、想像以上に動揺した。何が起きているのか分からなかった」。さらに暴投、失策とミスが続いて5点を失った。

 それでも意地は見せた。エースは復調し、3回以降は無失点。打線は152キロ腕・北方悠から4点を挙げた。「甲子園はいい場所だったけど、苦しい場所でもあった」と涙を拭った山田。指揮官は被災地の思いを背負って戦った夏を振り返り、「いろいろなことがあったけど乗り越えて、必死に戦ってくれた」と選手をねぎらった。

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