粘る相手を賞賛 帝京・前田監督「次は花巻東のためにも…」

[ 2011年8月7日 16:35 ]

第93回全国高校野球選手権大会1回戦 帝京8-7花巻東

(8月7日 甲子園)
 3度のリードを追いつかれながら、最後は振り切った帝京。前田監督は開口一番「いやあ、粘り強い。本当に」と敵チームの食らいつく姿勢を称えた。

 2、4、5回の勝ち越しをことごとく同点にされたが、それでもリードは許さなかった。「リードされたらきついかなと思いましたが」と前田監督。選手には「相手が粘っているのだがら、粘れ!」とゲキを飛ばしたという。

 被災地の思いを背負い、必死に追いすがった花巻東を下しての勝利。「みんなに元気になってほしいと、うちの選手も一所懸命だった。花巻東のためにも、岩手球児のためにも次も頑張らないといけない」と最後は気を引き締めていた。

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2011年8月7日のニュース