清原和博氏　大谷の後を打つ侍J・村上を思いやる「僕も松井敬遠の後の打席は力み倒した」復調への助言も

清原和博氏
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　西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏（55）が16日、MBSテレビ「よんチャンTV」に生出演。第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）でこの日夜にイタリアとの準々決勝に臨む侍ジャパンについて解説した。

　4戦全勝で1位通過した1次ラウンドの戦いぶりに「予想通り。本当にチームの雰囲気も良さそうですし、何と言ってもヌートバー選手。チームを盛り上げてくれてる。最強チームじゃないかなあと思う」と称賛。「調子いい選手、悪い選手もいるが、打線がかみ合ってる」と評した。

　不調が続く村上宗隆については「鈴木誠也選手が辞退したけど、大谷選手の後に鈴木選手を挟んでいたら、また気楽やったはず」と話したが、準々決勝でも「打順は変わらないと思う」と予想。「昨年の3冠王で4番に彼もこだわってると思う。でもやっぱり大谷選手の後は打ちづらいですって。あんだけガバーンと打たれた後は…。僕も松井の後は打ちにくかった」と思いやった。

　大谷敬遠の後の打席も「彼は経験がないと思う。僕も松井敬遠、清原勝負…腹立ってしゃあないから、力み倒した！」と自身の経験と重ね、苦笑い。「僕も切り替えに2年ぐらいかかった。村上選手もこの短期決戦でいかにメンタルをチェンジできるかがすごい重要になってくる」と助言し、「1本出ることがきっかけになりますね」と語った。