侍・甲斐　豪華リレーリード　大谷とは「前日話したプランで進めた」　初の米国に「不安」なワケ

先発した大谷（左）と甲斐（AP）
Photo By ＡＰ

　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本は準々決勝でイタリアを下し、準決勝に進出した。

　大谷、今永、ダルビッシュらを日米を代表する投手陣の豪華リレーをリードした甲斐拓也捕手は「（大谷とは）前日から話をして、ある程度のプランというものを決めながら進めていったので良かったなと思います」と話した。

　東京五輪と重圧の違いを聞かれ「違いますね。難しいですね。一発勝負ですし、負けたら終わり。そこでの1球に対する重みも変わってきますし。どうなるか分からない試合で」とし、「素晴らしい投手がいっぱいいるので、翔平に関してもそうですし。一人一人の投手の良い部分を出せればと思ってやっている。1つずつのアウトの積み重ね。良い部分を引き出せればいいなと思ってやっている。いろいろ考えてミーティングしてやっている。いろいろ考えないといけない。もちろん緊張もしますし、考えることはいっぱいですね」と振り返った。

　準決勝が行われる米国は初めて訪れるといい「不安というか、そこまで長い時間飛行機乗ったことないので」と苦笑。時差ボケ対策も「経験したことないので…どういう感じなのか。僕はそこまで繊細じゃないし。大丈夫だとは思うんですけどね」と語った。