【WBC】優勝候補・ドミニカ共和国 「死の組」に沈む まさかの1次R敗退 

[ 2023年3月16日 11:21 ]

WBC1次ラウンドD組   ドミニカ共和国2-5プエルトリコ ( 2023年3月15日    マイアミ )

ドミニカ共和国先発のクエト(AP)
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 スター軍団が「死の組」に沈んだ。2大会ぶりの優勝を狙ったドミニカ共和国がプエルトリコに敗れ、1次ラウンド敗退が決まった。

 序盤の大量失点を取り返すことができなかった。3回、メジャー通算143勝、3大会連続で代表入りの大ベテラン・クエトがバスケスに先制弾を被弾。さらに連打でピンチを迎え、降板した。2番手のアブレイユも局面を切り抜けることができず、この回計4失点。大量失点が最後まで重くのしかかった。

 打線は先制された直後の3回にパドレスでダルビッシュの同僚でもあるJ・ソトの中越え本塁打で反撃。1-5の5回には無死満塁と絶好の好機を整えたが、3番・マチャドが遊ゴロ併殺に倒れ、4番・ディバースも三飛でこの回1得点にとどまった。

 投打ともにメジャーで活躍する選手をそろえ、13年の第3回大会以来の優勝を狙ったが、実力を示すことはできず、戦いを終えることとなった。

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