WBC米国代表から降りたジャイアンツの右腕ウェブ　30日ヤンキース戦の開幕投手に指名

ジャイアンツのウェブ（AP）
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　ジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督が開幕投手に右腕ローガン・ウェブ（26）を指名した。15日（日本時間16日）大リーグ公式サイトが報じた。

　自身2度目で、3月30日ヤンキースタジアムでのヤンキース戦になる。「開幕戦で投げられるのは名誉。とりわけヤンキースタジアムなのでね。家族も凄く興奮している。50人くらいが見に来てくれそう。だからホームのような気持で投げられる」と笑顔で話した。

　ウェブは22年に15勝9敗、防御率2・90の好成績。オフになると、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に米国代表で出場すると表明した。ところが2月上旬のジャイアンツのファン感謝イベントで、代表を降りる可能性を示唆、2月9日発表の米国代表のメンバーには名前がなかった。オフの間に左腕カルロス・ロドンがFAで去り、エースとしての責任がより重くなったこと、加えてオフに初めて調停権を得て、年俸が73万ドルから460万ドルに上がったが、23年の活躍次第では巨額の長期契約の可能性が増す。万全な状態でシーズンに臨みたい。WBCに出ていれば、おそらく米国代表のエースだったが、出場を取りやめ、この日、ジャイアンツの開幕投手に指名されている。