落合博満氏はヌートバーをどう見たか 「メジャーリーガー、やって当然」も「大きい」と称えたこと

[ 2023年3月16日 17:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が16日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル #オレ流トレンド」を更新。第5回WBCの1次ラウンドB組で4連勝で首位通過を果たした侍ジャパンのラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)について語った。

 ヌートバーは1次ラウンド全4試合に「1番・中堅」で先発出場。14打数6安打の打率.429で、5四死球を選び出塁率は.579。7得点とリードオフマンとして十分すぎる働きをしている。「一番ハッスルしている選手じゃないのかな。野球を楽しんでいるというかね。どうやって受け入れてくれるかという不安もあったのだろうけども、それを自分からチームに溶け込んでいったのは大きい」とその姿勢を評価した上で「メジャーリーガーなんでね、やって当然といえば当然なんだろうと思うけど、いい調整はしてきたんだろうと思いますよ」とオレ流の言い回しでヌートバーの実力に敬意を表した。

 中でも、9日の中国戦では中堅への浅い飛球をスライディングキャッチ。10日の韓国戦では5回に遊撃後方の飛球に対して頭からダイビングキャッチした。「あれは大きい。ゲームの流れからしてね。まして追い上げられたところでの韓国戦のフライなんていうのは、あそこは落ちてたらチャンスが広がっていくという場面なんでね。走ること、投げること、打つこと、守ること、高校生並みに一生懸命やっているのがヌートバー」と称えた。

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