イタリア・ピアザ監督の“アリ地獄”シフト SNSでざわつく「キューバが負けた理由がこのシフト」

[ 2023年3月16日 19:57 ]

WBC準々決勝   日本―イタリア ( 2023年3月16日    東京D )

WBC準々決勝<日本・イタリア>試合前、栗山監督(右)と握手を交わすピアザ監督(撮影・島崎忠彦)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は16日、準々決勝の日本―イタリア戦が行われ、試合序盤から「イタリアのシフト」が大きな話題を呼んだ。

 初回、大谷の場面が顕著だった。無死一、二塁の大チャンスで高めのツーシームをとらえ、中堅へ115・4マイル(約185・7キロ)の鋭い打球を飛ばした。しかし、内野手3人を一、二塁間に配したイタリアの「大谷シフト」の網にかかり、二塁ベース寄りを守っていた遊撃・ロペスに打球を捕られた。

 その後も近藤以外の日本の左打者には一、二塁に3人の内野を配置。右打者になると二、三塁間に寄った。2回無死一塁では、牧の打席で、セカンドが二塁ベースより三塁側に守る極端なシフト。二塁方向へのプッシュバントや、一、二塁間を狙ったエンドランでは防げないシフトだが、ピアザ監督の作戦が奏功したのか、日本の打者が2回までは凡打を重ねた。

 この光景にツイッター上では、「やっかいなシフトしよる」「右打ち狙いすぎて引き付けすぎてる、こうさせてるのもシフトの効果やからハマってるんよな」などの声が続々。あまりのシフトに打者が意識しすぎているのでは、という疑問が挙がった。その後も「変に意識してミスショット誘うのもシフトの効能なんだよな」「シフト意識しすぎてあのスイングにさせてるならそれはもうシフトを敷いてる意味があったって事なんだよな」「キューバ代表がイタリア代表に負けた理由がこのシフトです」などの声も挙がった。

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