日本ハム 江越のサヨナラ打で新球場初勝利 右手首骨折何の!「心は折れてない。まだまだ」

[ 2023年3月16日 06:00 ]

オープン戦   日本ハム2-1西武 ( 2023年3月15日    エスコンF )

<日・西>9回、サヨナラ打を放った江越(撮影・高橋 茂夫)
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 劇的な初勝利だ。日本ハムは新球場「エスコンフィールド北海道」での対外試合2試合目で9回1死満塁から途中出場の江越の左越え打でサヨナラ勝ち。記念の一勝に新庄監督は「いい勝ち方。世界一の球場で、世界一のチームをつくっていきたい」と決意を語った。

 江越は1日の新球場での初練習で、実戦形式のフリー打撃で右手首に死球を受けた。前日もスタメン出場するなど何事もないようにプレーしていたが、新庄監督は「黙っていたけど骨折してるんです」と告白。手負いの中でも結果を残したことに「彼は本当に強い選手」と目を細めた。

 早く治るように牛乳を積極的に飲み、痛み止めも服用しながらプレーする江越は「心は折れてない。(アピールは)まだまだです」と意欲。ど根性で、開幕スタメンをつかむ。(田中 健人)

  ▼日本ハム・加藤貴(先発してわずか48球で5回1安打無失点)ストライクゾーンで勝負ができた。

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2023年3月16日のニュース