右手小指骨折の侍・源田　フリー打撃再開　患部の部分切り抜いた打撃手袋で「問題ない」

WBC準々決勝   日本－イタリア （ 2023年3月16日    東京D ）

小指を出して打撃練習する源田（撮影・島崎忠彦）
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　10日の1次ラウンド韓国戦の走塁で右手小指を骨折した源田が、フリー打撃を再開した。患部の部分を切り抜いた打撃手袋を着用し、計25スイングで右翼フェンス直撃の打球を放つなど鋭い打撃を披露。「いい打球が多かった。（故障の影響は）あまり気にならなかった」と振り返った。

　詳細は「秘密です」と伏せたが、打撃練習の途中には栗山監督と話し合う姿も見られた。遊撃での守備練習も3日続けて軽快にこなし「問題ないかなと。（患部の痛みは）もうあまり感じていないです」と強調した。

　試合出場のタイミングについては「僕が決めるんじゃないんで、分からない」としたが、どんな役割でもこなしてチームに貢献する覚悟。「とにかくチームが勝つために、ピースになれるように」と力を込めた。