村上の目覚めは近い？　鳥谷敬氏が太鼓判「2、3週間で調子の周期」「そろそろいい状態に」

ティー打撃をする村上（撮影・光山　貴大）
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　阪神、ロッテで活躍した野球解説者の鳥谷敬氏（41）が16日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演し、第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）準々決勝でイタリア代表と戦う侍ジャパンの先発オーダーを予想した。

　昨年の三冠王ながら、WBCでは4試合で打率・143と苦しむ村上宗隆内野手（23＝ヤクルト）については、これまでと同様に4番と予想。大谷翔平（エンゼルス）、村上、吉田正尚（オリックス）のクリーンアップと見通した。「動かさないと思いますね。この並びで点数が入っているというのもありますし、村上選手の後ろの吉田選手が、この並びで結果を出しています」と、その理由を説明した。

　自身の選手経験から、村上の復調は近いと見ているという。「2、3週間で調子の良い、悪いの周期ってだいたい来ると思うんですね」とし、「強化試合から含めて2、3週間くらいたつので、そろそろ村上選手がいい状態になってくるころかなと感じていますけどね」と期待を込めて話した。

　打者のメンタルにも言及した。「ヒットを打つことが調子よく見えるんですけど、たとえば自分の中で二塁にランナーがいたら、アウトになっても三塁にランナーを進めていたり、打てなくても犠牲フライで1点取ったりとか、自分を犠牲にしてチームのプラス材料をできていれば、選手も実質打てていなくてもそんなにモチベーションは下がらない」。村上は安打こそ出なくても、打線の中での役割は果たせているとし、「チームがこれで負けるとなると、背負うものがあると思いますけど、勝っていますし、つなぎの役割をできているので、つなぎをしているうちに、自分にチャンスが来た時にしっかり返せばいいという感じでいると思います」と、心理面を推察していた。