ダルビッシュ吠えた!大歓声浴び日本のマウンドに思い刻んだ 4番手で2回1失点

[ 2023年3月16日 21:58 ]

WBC準々決勝   日本―イタリア ( 2023年3月16日    東京D )

WBC準々決勝<日本・イタリア>7回、3人で抑え、吠えるダルビッシュ(撮影・光山 貴大)
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 ダルビッシュ有投手(36)が7回から4番手で登板。東京ドームの大歓声に迎えられマウンドに上がると、先頭のデルジオから低め152キロ直球で見逃し三振を奪った。

 ダルビッシュのWBC救援登板といえば09年の第2回大会。2次リーグまで2度先発すると準決勝の米国戦、決勝の韓国戦は抑えで登板。胴上げ投手になった。

 経験を伝えるため、侍ジャパンに戻って来た。Daフレッチャーは三ゴロ、フレリクが135キロのカットボールで遊ゴロに仕留め、そして思いっきり吠えた。

 10日の韓国戦は先発して先制2ランを浴びるなど3回3安打3失点。心残りはいらない。

 2イニング目の8回はロペスを右飛、Doフレッチャには変化球で左越えソロを浴び、サリバンには右前打を許したが、パスクアンティノを高めの151キロ直球で二ゴロ併殺に切り抜けた。

 「最後になるかもしれない」と臨んだ日本でのマウンド。ダルビッシュはしっかり気持ちを刻み込み、次代を担う若い侍たちにバトンを託した。
 

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