神戸大生の壷井達也が西日本制覇「全日本ジュニアには4回転を戻したい」 フィギュアジュニア男子

[ 2021年11月7日 14:01 ]

フィギュアスケート西日本選手権大会最終日 ( 2021年11月7日    アクシオン福岡 )

壷井達也
Photo By 代表撮影

 ジュニア男子のフリーが行われ、壷井達也(神戸大)が145・42点をマークし、ショートプログラム(SP)との合計221・79点で優勝した。

 冒頭にトリプルアクセル(3回転半)―2回転トーループの連続ジャンプで着氷。近畿選手権で脱臼した左肩の状態なども考慮して4回転ジャンプは回避し、後半はアクセルジャンプで回転が抜ける場面もありながら、最後まで演じきった。

 「本来目指していたフリーの構成ではないけど、少し構成をおとした中でミスなく終えられて良かった。全日本ジュニには4回転を戻したいです」

 慣れ親しんだ愛知県を離れ、今シーズンから神戸に拠点を移して中野園子コーチらに指導を受ける18歳。一方では神戸大に進学して国際人間科学部発達コミュニティ学科で学んでおり、文武両道の道を歩んでいる。

 今後に向けて「全日本ジュニアは(自身の)ジュニアでラストになるので。4回転を戻すのは気合いを入れたい」と意欲を示した。

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2021年11月7日のニュース