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日本代表 本気のアイルランドに完敗 ジョセフ政権ワースト55点差

[ 2021年11月7日 05:30 ]

リポビタンDツアー第1戦   日本5-60アイルランド ( 2021年11月6日    ダブリン )

<アイルランド・日本>アイルランドの選手の突破を阻む坂手(中央)、稲垣(右から2人目)、姫野(AP)
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 世界ランキング10位の日本は、同5位のアイルランドに5―60で敗れた。今年は強豪相手に善戦が続いていたが、この日は計9トライを奪われる完敗。テストマッチでは19年W杯準々決勝の南アフリカ戦から5連敗で、2年以上白星から遠ざかる。23年W杯フランス大会まで2年を切る中、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、51)率いる日本が、厳しい現実に直面した。

 19年W杯は19―12で金星、今年7月は敵地で31―39だった。最近5年だけで4度対戦し、接戦を繰り広げてきたアイルランド戦だが、敵地で本気の世界5位に完敗した。16年秋のジョセフHC就任後、55点差はワースト記録で、60失点は18年11月のニュージーランド戦(69失点)などに次ぐワースト3位記録。不名誉な惨敗にラブスカフニ主将は「残念という言葉では気持ちを表現できない。努力を形にできなかった。強いプレッシャーを掛けられ続けた」と肩を落とした。

 23―32で敗れた2週間前のオーストラリア戦から先発3人を変更。全員がバックスで、ハイボール対策として長身CTBのライリーをWTBに置くなど、策は練っていたはずだった。しかしふたを開ければ相手キックは最小限。日本戦は初先発となった通算100キャップの世界的名手セクストンの抜群のゲームコントロールに翻弄(ほんろう)され、お株を奪われるかのような連続攻撃にディフェンスを切り裂かれた。

 前半だけで4トライを奪われ、テリトリーは33%、ボール保持率は22%。オーストラリア戦の敗因となったペナルティーも8回を数えるなど、負けるべくして負けた数字が残った。後半17分、WTBフィフィタにようやくトライが生まれたが、零敗を免れるのがやっとの内容だった。

 テストマッチの連敗は世界19位と格下のポルトガル戦(13日、コインブラ)で止まる可能性が高いが、23年W杯での4強入りはおろか、2大会連続の8強入りへの期待感が薄れる完敗。ラブスカフニ主将は「このゲームから、より強くなるために学ばないといけない」と自戒を込めた。

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